折り畳み階段を作ることになりました。
平素は
天井裏に収納しておき
必要時に
出して使う階段です。
出したり畳んだりする必要があるので
軽くなくてはいけません。
そのために
薄い軽い丈夫な材料が必要です。
小社では
カバ合板を使っています。
カバとは
樺の木です。
私どもが使っている
樺は
黄樺で
フィンランド製です。
樺は
寒いところの
材木ですので
少しずつ
大きくなっていくので
緻密で固い木です。
樺の木を
桂剥きの要領で作った
薄い単板を
90度ずつ変えて
接着し積層したものです。
単板にするときに
節などの欠点を
取り除きますし
弱点が
積層することによって
分散されます。
そのため
カバの無垢材より
強度は
強くなっています。
何分木材ですので
比重は0.6程度ですが
アルミ材の
半分程度の強度を持っています。
その材料を
レザーで
カットします。
カットする前に
着色しています。
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