折り畳み互い違い階段は
互い違い階段を折り畳むための
スペースが必要です。
三つに折り畳みますので
理屈上は
天井高の
1/3の枠があれば
いいことになりますが、
そんな風にはいきません。
よくある120㎝の枠なら
天井高は
240㎝くらいが限度です。
(階高と天井高の組み合わせにより
有利な場合と
不利な場合があります。
実際の本例では
たぶん不利な例で
天井高2430ですが
枠に当たってしまいます。)
それに
畳めても
狭いので
下りる時に
枠に頭を
ぶつけることもあります。
そこで
大き目の枠はないもかと
探しましたら
ポーランド製のものが
市販されていて
採用することにしました。
その枠を使って
作ったら
少し大きいだけなのに
余裕なんです。
その上
この枠は
バネの機構が
日本製と全く違っているのです。
日本製は
バネの力を
増すと
開いているときに
最大の力を発揮して
折り畳むときに
付いてきて
うまく折り畳めません。
それなのに
ハッチを
開けた瞬間に
荷重が
もろにかかってきて
開く人が許容する重さを
上回ってしまうのです。
でも
ポーランド製の
枠は
ハッチを開くときに
最大の力を
発揮するようになっていて
ラッチ錠を開いても
閉まったままで
少しの力で
開いていきます。
開き切ると
締めようとする力は
最小になって
安定になるのです。
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