ロフトくんは互い違い階段としては一番軽いです。
軽く作るために相当の工夫をしています。
部品ひとつひとつを正確に組み立てるために専用の治具をで作っています。
軽いだけでは
危ないので
「軽くて丈夫」
である必要があります。
そこで
ビームは1本
踏面を
ビームに
垂直に取り付けます。
この垂直に取り付けるのが
大変なんです。
軽く作るために
アルミを使っていますので
溶接は使えません。
アルミの溶接は
”超”難しいのです。
そこで
方杖を
使うことにしました。
実験して
1本でも
安全なことを
確かめています。
しかし
経年劣化もあるし
余裕も欲しいので
2本にしました。
ただ
2本付ければ良いというのでは
安直すぎます。
そこで
V字型に
方杖付けたのです。
”V Brace”と呼んでいます。
これなら
軽くて丈夫
見た目もスッキリです。
理屈はそうなんですが
それを
組み立てるのは
難しいのです。
斜めに
部材を取り付けること自体難しいのに
二方転び(3次元で斜めになっている状態)のものを
正確に取付
その取り付いた所が
ピタッと
合うことなど
至難の業です。
でも
ひとつの
ロフトくんに
10箇所から12箇所も
作らないといけないのです。
こんな時には
製作現場では
治具を使います。
このV Braceを作るために
三個の
治具を使っています。
そのひとつが
です。
ピタッと
先端が
合うのを
作るためには
この治具がないとできません。
この治具
顔に見えませんでしょうか。
治具を使って
取り付けた方杖です。
V Brace先端が
ピタッと合うようにしています。
先端を
ピタッと合わすのは
精度の結晶です。
入念に作られている証拠と考えてください。
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