折り畳み互い違い階段
薄い材料を
できるだけ少なく使って
軽く作るのです。
限界に近いのです。
金具で
接合する所があります。
荷重によって
変位しないように
尚かつ
強度があるように接合します。
小社では
この様なことを考慮して
次の方法で
重要な箇所は
金具と木部を固定しています。
金具固定部にはレーザーで仮止め用の下穴が開けられています。
M6用のφ6です。
折り畳み階段の金具の取り付け方 下穴は仮止め用のφ6
金具を仮止め用のM6で固定してから
金具と木部をクランプで固定します。
折り畳み階段の金具の取り付け方 先ずM6で仮固定してクランプで固定
仮止め用のボルトを外します。
折り畳み階段の金具の取り付け方 仮止め用のボルトを外す
本締め用のM8ネジ下穴のφ6.7を開ける。
折り畳み階段の金具の取り付け方 M8タップ用下穴6.7mmの穴を穿つ
タップでM8のネジをたてる。木部と鉄部の両方を一緒にネジをたてる。
折り畳み階段の金具の取り付け方 M8タップで木部を入れてネジたて
写真ではわかりにくいですが木部にもネジがたっています。使用材はカバ合板で硬い均一な材なのでネジもたてることができます。
折り畳み階段の金具の取り付け方 木部もねじ山
ネジを回しながら差し込みます。
折り畳み階段の金具の取り付け方 木部からM8ねじ込む
金具がナット代わりになりますのでレンチで強く締め付けます。
折り畳み階段の金具の取り付け方 木部からM8を強く固定
反対側にボルトが出てきます。
折り畳み階段の金具の取り付け方 金具がナット代わりになっている
ロックナットもかねてナットを強く締め付けます。
折り畳み階段の金具の取り付け方 金具側からロックボルト兼用でナットを強く締める
金具の固定完了です。
ボルトと木部・鉄部はねじ山で接していますので荷重を受けた時ボルト全面で荷重を受けます。
変位が少ない接合方法で尚かつ木部が噛んでいますのでゆるみが少なくなります。