ロフトの階段

天井裏を収納スペースとして使うためには 上り下りするための設備が必要です。 普通は スライドタラップ　とか 天井収納用ハシゴ　とか 屋根裏ハシゴ　とか 手摺付アルミ製ロフトタラップ 　とか 呼ばれているものを 使うことになります。 使わないときは 天井裏に仕舞い込んで 使うときだけ フック棒で ハッチを開け 折り畳んだ ハシゴを出します。 ハシゴですから 両手で ハシゴを持って 屋根裏収納庫へ 荷物を持って 上がることになります。 この時 ハシゴも持って 荷物も持って 上がるのですから 相当無理があります。 使うとこんな感じです。 そこで ハシゴではなく 階段を使えないかと 考えました。 でも 階段では 必要なスペースが半端ではありません。 上る高さの 少なくとも 1.5倍以上必要です。 そんなスペース使うと ハッチ自体も大きなものになるし 折りたためないほどの大きなものになります。 機械式ならともかく 手動で屋根裏に 収納するのは 到底無理です。 そこで 階段のように使えて 省スペースな 互い違い階段なら 問題なく 使えるのではないかと考えて 互い違い階段を 収納できる階段として 開発しました。 折り畳み互い違い階段の特長と使い方は

1. 使わないときは天井内に仕舞います。
2. 使うときはフック棒で天井の一部になっているハッチ（扉のようなもの）を開けます
3. ハッチにはバネが付いていて自重とバランスしていて軽い力で開けられます。
4. ハッチは適宜斜めで止まります。
5. ハッチの上には折り畳まれた互い違い階段が載っています。
   

   折り畳み互い違い階段開けたところ

6. 約3段毎に丁番で接合された3個の部材で折り畳まれた互い違い階段は構成されています。
7. 一番上の部材がハッチに固定されていて下の2部材をまっすぐにすると床に先端が着くようになっています。
8. 伸ばすと互い違い階段になっていて上ることができるようになります。
   

   折り畳み互い違い階段施工例茨城県W様出したところ

9. 前向きに上って前向きに下りることができます。
   

   折り畳み互い違い階段施工例茨城県W様上っているところ

10. 逆にすると互い違い階段を天井内に仕舞うことが出来ます。

やっぱり天井収納用ハシゴより折り畳み互い違い階段

安全面･使いやすさ・快適性を考えればハシゴより折り畳み階段が最善です。 互い違い階段にすると 次の様なことができます。

• 前向きに下りることができますので足下が見えますので安全です。
  

  折り畳まれた互い違い階段は前向きに下りることができます

• 片手で手すりを持ってもう片方で荷物を持って運べますので安全です。
• 慣れると重いものも運ぶことができます。
  

  折り畳まれた互い違い階段で19.5kgのコンクリートブロックを持って降りる

• ハシゴと同じくらいの重さなのでバネの力を調整するとハッチを閉めたり開けたりするに要する力は同じくらいです。